9月20日 産業都市委員会

◆委員(井上ノエミ) 
 2点あります。
 亀沢の日進公園の整備についてお伺いします。
 日進公園の整備事業ですが、現在どのような状況なのかお伺いします。

◎道路公園課長(齋藤雄吉) 
 日進公園につきましては、8月26日に請負契約を締結し、整備概要ですけれども、園路、広場の整備とか遊具の設置、トイレの改修、災害トイレの設置とか植栽等を行っていく予定です。
 現在、準備中で、9月中旬に地元町会長に工事の説明をしたところです。
 今後ですけれども、10月2日から公園の供用を停止して工事に着手し、来年3月末の完成を予定しているところです。

◆委員(井上ノエミ) 
 以前にも一般質問で取り上げましたが、木を伐採することについては慎重にすべきと言いました。今回の日進公園の整備事業においては、どのくらいの木を切るのか、その詳細についてお伺いします。

◎道路公園課長(齋藤雄吉) 
 ここにつきましては、設計の段階から地元の方々等から、ワークショップ形式で検討を進め、ご意見をいただいております。ご意見の中で、夜間が暗くて怖いとか、公園外周を含めて見通しが悪いとかその辺の改善、また、広場を設置してほしいとかいう意見をいただきまして、高木を整理する計画としています。
 その中で、伐採する本数です。
 高木で、全部で59本ございます。大きな樹木は高さ16メートルのケヤキですけれども、一番大きなケヤキは18メートル物で、それはシンボルツリーとして残していきたいと考えております。
 そのほか、たくさん、2メートル50センチメートルほど以上の高木につきましては、例えば桜につきましては結構朽ちてきているとかございまして、そのほか、マテバシイ7本とか、ヒマラヤスギ5本等がございます。
 ただ、その代わりに、新しい公園におきましては、桜7本を含めまして、中高木を植栽するほかに、見通しを阻害しないツツジなどの低木とか芝生等を張りまして、緑を確保していきたいと考えているところです。

◆委員(井上ノエミ) 
 多くの木が切られてしまうのは大変残念です。今後は木を大事にする墨田区になってほしいと思います。
 次に、街灯の整備についてお伺いします。
 私の町会の方から、道路が暗いので、もっと明るくしてほしいという要望が何件かあります。特に夜間に自転車に乗っていると暗くて危ないという声があります。高齢者が増えていますから、これまでの基準では暗いのではないかと思います。街灯LED化は全て完了していると思いますが、明るいまちをつくるために、何かよい考えがあるかお伺いします。
 また、電気代を節約するために、墨田区でもソーラーの街灯を導入してはどうかと思いますが、これまでどのように検討してきているのかお伺いします。

◎道路公園課長(齋藤雄吉) 
 現在、LEDの照明灯を設置しています。それの照度基準ですけれども、従前の照明灯より暗くならないように、道路の連続性を考慮しまして、東京都の照度基準に合わせています。その関係で、一定の明るさがとれているのかと思っています。
 また、平成30年度に、一斉にリース方式によりLED化を図っています。街路灯全体の約86%がLED照明灯となっています。
 ご指摘の箇所等につきましては、例えば、設置の間隔とか状況によって、暗い箇所があるのかと考えているところです。そこにつきましては、個別に照度調査を行って、もし暗いようでしたら、基準を確保するような対策を図っていきたいと思っています。
 また、ソーラー街灯についてです。
 ソーラー照明灯の照度に関して、性能自体は向上してきているんですけれども、まだ、安定性とかで日照時間の影響を受けます。そういったことから、道路交通の安全の点から課題があります。また、コストがまだ高い。その関係から、まだ導入については考えていないところです。
 ただ、このソーラー照明灯につきましては、災害対策として、公園におきまして、園名板とセットでソーラー照明灯を付けているところです。この現在付けているLEDも、結構、従前の蛍光灯、水銀灯より、電気料が掛からないようになってきております。おおむね、2分の1ぐらいの電気代となっているところです。

◆委員(井上ノエミ) 
 石原二丁目と本所二丁目の周辺の街灯を一度調べていただきたいと思います。